葬儀後に遺品を整理する場合には、なるべく各相続人の取り分が同じになるように貴重品の分配をすることがポイントです。特に、宝飾品や腕時計、骨とう品などは、品物によって高額な価格で売却ができるものもあるため、必要に応じて質店や古物商などに鑑定を依頼することも大事です。
最近では、遺品の分配をする際に相続人同士で揉めないようにする目的で弁護士や司法書士に間に入ってもらうケースが増えています。こうした場合には、遺産分割協議書をはじめとして公式な書類をスムーズに作成できるため、将来のトラブルも防ぐことが可能です。
遺品の分配の方法について少しでも分からないことがあれば、年間を通して無料で紹介の相談に応じている専門家の事務所に問い合わせをすることが肝心です。たとえば、一般の消費者を対象にサポートを行っている弁護士や司法書士の事務所においては、短期間のうちに役所に提出する書類の作成を受け受けたり、裁判所まで同行したりしているところも多くあります。
そうした中、様々なケースを想定して遺産相続の準備を始めるうえで、各地で長く活躍している専門家のプロフィールや過去の実績についてきちんと目を通しておくことが大切です。